旅人の詩 PartU

準備編

会社に辞表を叩きつけ 旅に出てやる 決めたはいいけど
不安が先立つ準備中(一番不安なのは体力です)
荷物は増えるが 行く気が減ってく雨の日に
百円均一行ってこれは使える なんて考えるだけ 思うだけ
(何も買わずに帰ってきます)

AH 俺って旅人準備中
台風 言い訳に予定を延ばして
家でごろごろ 行かないんなら働けよ


人のHP見て勇気付けられ(夕方ね)
決意を新たに 予定を決める(ところが次の日)
すべてを忘れて ごろごろ過ごし 明日の自分に期待する
(明日という字は 明るい日と書くのね)
用事を探して まだ行けないなぁ・・・(早よ行け)

AH 俺ってひよっこ旅人さ
遭遇(あっ)てもいない不運に襲われ
足が動かないんだ あほだろう



あれが安いの こっちが楽だの
いろいろ検討は進めるが
きちんと予定が決まらない(とりあえず北海道)
あれ改造して これ試してなんて 考えるだけ 思うだけ
やるなら早よやれ 荷物をまとめて とっとと出かけろ
(夕飯を飯盒で炊くなー)

AH 俺って半分旅人さ
部屋でテント張りゃ 暑いでしょ
一度まとめた荷物をばらすな あほか
(・・・その荷物 未開の地に行くの?)


最近空き巣が増えてるらしい
旅の最中は大丈夫かなと不安が膨らむ(金目のものは無いけれど)
貴重品入れる箱を買った(金庫とは言わないのね?)
箱の鍵は何処に隠そう 悩み苦しむそのうちに(持って行ったら?)
箱の鍵が行方不明
金品全部入れてみたから 生活できないどうしよう
(結局 箱を壊したんだよね)

AH 俺って一種の被害妄想
鍵を入れる箱に鍵かけ 
その鍵入れとく為の鍵のついた箱を探す

(最後の鍵だけを開けられたら 泣くに泣けません)


久しぶりに友達に会った こいつらと話すには 通訳必要
(日本人なのに?)
『旅に出るんだって?』と友人A
通訳すると 『まだいたの?』
『準備は出来たの?』と友人B
通訳すると 『早く行け』
そんなに責めないでよ 皆して(勝手な妄想ですね)
俺だって 俺だって・・・(俺だって何?)
行く気はあるけどやる気が無いんだ
(なんじゃそりゃー!?)

AH 俺って本当に欲しいのは
勇気とやる気と行動力 (通訳は要らんのか?)
いつ行くのと聞かれたら笑ってごまかそ それしかない


心に決めて 一ヶ月経った
準備はとっくに済んでるはずなの
家にいるのは何でなの?(なんででしょうね)
何やってたの?別に何にも
目的ちょっと見失っても 行けば何かが見つかるだろ

AH 俺って本当に情けない
行動がぜんぜん伴わない
有言不実行 なんだそれ


あるとき突然何かが切れた
何とかなるさと連呼して
荷物まとめて 飛び出した (せっかく買ったもの持ってかないの?)
フェリーに乗ったら 湧き上がる不安を
死にゃしないさと吹き飛ばす
(♪運が悪けりゃ 死ぬだけさ AH 死ぬだけさぁ)
(どうして引き返せなくなってから 不安になるんだろうね?)
(マリッジ・ブルーと一緒じゃない?)

AH 俺って今日から旅人さ
旅の不運は 出会って 学んで 次回に生かせ
(覚えてられるかな)





道中編

おっと 今回の旅には計画(プラン)は無い(ナニシニキタノ?)
プランは無いけど明日の事ぐらい決めとこか
朝と夜とに地図を広げりゃ
描いたルートはどこだっけ? で、ここは・・・(どこ?)
迷子に寄り道 道間違えた 気分が変わればルートも変わる
走りゃ素敵な時が来る(かも)

AH 俺ってのんびり旅人さ
動きたくないわけじゃないのさ
ただ深呼吸をしてるだけ ただ太陽を浴びてるだけ
(地図ってさぁ ページが飛ぶと迷子になるよね)


海辺の道に 樹海の中を

空気目いっぱい浴びて行こう
フレッシュ エアーを肌で感じて 突き進もうぜゴールまで
ちょいと苦手は工事にトラック 市街地 花粉
(花粉の季節は終わったでしょ)
だけど 市街に行きたい用もある

AH 俺って自然大好き旅人さ
文明社会の恩恵受けて
化繊の服着て ビニールバック持って 自然を大事に(なんて) 笑っちゃう
(んーいわいるモラルを守ってください)


縛る予定の無い旅なのだから
今回行かなきゃ行きそうにない場所にも行きましょう
一周10kmの離れ小島
荷物満載のチャリンコを無理やりフェリーに乗っけてさ
一周10km 2時間あればのんびり観光も出来るな なんて
余裕で考えた俺、馬鹿だったよ

AH 俺って時間しかない旅人さ
小島って ようするに海に突出た山なのね
港が登山口なら展望台は頂上か?
ひたすら登って下って平坦な所はありゃしない


夜の中を走っていたら 隣の森を熊が並走
お風呂上りに涼んでいたら 鹿が出てきて こんばんは
あせってカメラを探していたら 山の中に消えてった
唯一写真が撮れたのは 道の真ん中に寝そべる 狐
ところがちっとも動かない
お願いどいてよ 進みたいのと お願いしたら
ひょっこり立ち上がり茂みに移動 (言葉わかるの?)

AH 俺って動物大好きな旅人さ
野生動物と記念撮影
(熊の写真は無いの? 止まれるかっ!)
(猫アレルギーだから? 関係ねーだろっ!)
(だってほら 大熊猫って書くよね? そりゃパンダ!)


命の次に大事なお金
防水パックを準備して 肌身離さず温泉へ
お風呂上りは やっぱり牛乳(キーンと冷えてりゃ 尚うまい)
2本抱えた レジへGO
あ・・・れ? 財布が無い
財布が無けりゃ鍵も無い 時計にライター 携帯電話
(ポケット ポンポン バックをゴソゴソ)

AH 俺って幸運な旅人さ
防水パックごと貴重品全部忘れたけれど 失したものは無いみたい
(身体に穴あけて絶対外れないように出来ないかな)


夜中に着いた 道の駅
朝 目覚めたら 結構な景色(夜は気付かなかったね)
散策終えて戻ったら 今日の予定を立てましょう
今日はここまで 明日はこの辺(行けるかな?)
明日を急げば窮屈になるけど 明日は今日の延長だから
一人ひとりの地図の上 迷う所は似てるけど
一本の線しか描けない

AH 俺ってたった一人の旅人さ
俺の道と誰かの道 交差し近寄りまた離れても
俺の道には俺しかいない


旅を続けて 東西南北 端っこ目指して走りましょ
どけどけ 道警 旅人走る
違反をめぐって喧々諤々 県警ガクガク(危うく 一発免○?)
府警の婦警に追いかけられて 父兄を呼び出し 強制送還?
(中学校以来です)
最後の移動は最長 好調
帰ってきたぜ 警視庁(お前ん家 神奈川県じゃん)

AH 俺って旅人アウトロー
景色がとっても綺麗でも 迷惑駐車はやめましょう
他に誰もいなくても アクセル緩めて走りましょ


今夜のキャンプは海のすぐそば(絶好のロケーション)
波の音を子守唄なんて しゃれてみたけど
案外 うるさいんだよ 眠れねぇ (ザッパーン ってか)
風も強くておっかない じっと我慢するしかない

AH 俺っておろかな旅人さ
自然が相手じゃ勝ち目が無いのさ
いつしか眠りが包み込む 朝日に海が輝く時まで

街のハズレの 道の駅
今夜の寝床はここにしよう
地元の兄ちゃんやってきて『ここら辺 熊が出るよ 気をつけて』
忠告ありがと
(トラップ張っとく?鈴とか鳴らす? 鈴?持ってねぇっ!)
地元の親父がやってきて『野宿? 気をつけてね いろいろと』
(なんだ?いろいろって?)
それだけ言って とっとと姿をくらました(ちょぉっ?無責任じゃん)

AH 俺って不安を抱えた旅人さ
出るのは熊だけ?それともいろいろ?
いろいろって一体何なの?何かが起こるの?
出現(でる)の? ・・・消滅(きえる)の?・・・それとも・・・・きゃーっ!!!
(あの親父が・・・?)


やっと着いたぜ 峠の中腹 小さな静かな駐車場
今日も疲れた 明日も早い
そっと瞼を閉じて 30分 タイヤの悲鳴で目が覚める
OH ここは走り屋 そしてたまり場
うるさいよりおっかない(しかも運悪く週末です)

AH 俺ってリサーチ不足な旅人さ
ここの峠はそういう道なの(メモっとこ)
走りの邪魔するつもりは無いけれど お願い寝かせて 今夜だけ
(人がいないと不安になるけど 人がいるのは怖いです)


夜中にふっと目が覚めた
くるかも くるかも やっぱり きたーっ!
右のふくらはぎが ピキーンとつった
あわてて飛び起きようとするけれど はたから見たらもがく芋虫
(シュラフの場合そうなるよね)
結局 そのまま朝まで眠れない
(早めに措置しないと 痛みが長引くよね)

AH 俺って乳酸抱えた旅人さ
やせようと思って旅に出たのに へたれな俺はくじけそう
(運動前後のストレッチは大事だよ)


名物食べておなかがいっぱい
これを食べに来たんだと 目的感じる ナンバーワン
(ハズレもあります)
峠を越えて景色は最高 疲れも吹っ飛ぶ ナンバーワン
(天気が悪いと・・・)
露天風呂から天の川 旅に出て良かった ナンバーワン
(もうお風呂は大好きです)

AH 俺って幸せな旅人さ
どんなに苦労が重なっても
旅してる瞬間が幸せだもんね
俺って旅人ナンバーワン!





食事編

キャンプするなら 飯盒炊飯だ(はじめちょろちょろ なかぱっぱ)
2合米(メシ)炊きゃ ハンゴウ(飯盒&0.5合)真っ黒
(ぱっぱってなに?)

底のおこげを無理やり食べりゃ歯茎が悲鳴だ(硬いカタイ)
料理の腕はイマサンだけど自炊が楽しい旅先だ
空気がうまけりゃ何でもうまいって言い聞かせてさ

AH 俺って今夜も星空の下
静かな光に祝福されて
眠りに就くのさ 優しい疲れが瞼を撫でる
(・・・まだ歯が痛い・・・)


でっかい町に行きゃ でっかいデパート
試食コーナーでお腹を満たせ(先生、ご飯が欲しいです)
昼飯試食で 夜 値引き商品ゲットし食費を浮かせ
(閉店間際のせめぎあい
時間つぶしに本屋で情報もゲットしろ (メモ メモ)
買わないよ 本 重いから
(本見ると あぁ ここ行きゃよかったなんて戻りたくなるけど
忘れちゃえば 無かったのと一緒だもんね)


AH 俺って今日も道の上
国道 県道 歩道に 林道 道は色々あるけれど
俺の道には何がある? だから明日も道の上


おなかのチャイムがお昼を知らせる(♪ぐぅーっきゅきゅる)
はっと気付いた この前パン買ったよね?(自問自答かよ)
道端 荷物を広げて見つけた出てきた
かつてパンと呼ばれし ぺったんこ
賞味期限をちらと見て 関係ないさと臭い嗅ぐ

AH 俺って大ボケ旅人さ
胃腸は丈夫だ 味覚はどうかな
身体だけが資本だもんね 生きることは食べること イェッ!


今日の移動はちょっと長い 自炊している時間はない
早めに弁当買ったけど
今日の寝床が見当たらねぇ どうしよう(寒いよぉ・・・)
やっと見つけたユースホテル(金かかるけど しょうがない)
冷たくなった弁当持って
あ 箸が無い

AH 俺って間抜けな旅人さ
箸はなくても弁当は食える
だけど身体も弁当も冷たくて 早めに寝ましょこんな日は


テントのそばでボーっとしてたら
スイカをくれた引率の先生(冷えてる うまぁい)
海を見てたら飴玉くれた旅行のおばちゃん(甘いもの最高)
身体が凍える霧の中で味噌汁くれた土産屋さん(言葉になりません)
ありがとう ありがとう 何も買わないけれど ありがとう

AH 俺って貧乏な旅人さ
持っているのは心と身体と汚れた着替え
だから ありがとう ありがとう 心と言葉で恩返し





出会い・恋愛編

旅人出会って 情報交換
『あそこは行かなきゃ損だよ』なんて(余計な一言)
他人(ヒト)に決め付けられるの嫌なんだ
『綺麗な所だったよ』で 終わらせとけばいいものを
お前と俺とじゃ価値観が違う 損とかなんとかは俺が決める

AH 俺って自己中な旅人さ
損得勘定が嫌だから 外れてきたのさ 社会の枠から
〜損したと 思う気持ちが 一番損〜 詠み人:俺様

旅を続けりゃ出会いもあるさ
地元の人に旅の人
異性、同性、若者、年配、車だ、ライダー、チャリダー、徒歩ダー
旅も恋もあせることはないだろ
だけど一期一会 大切にしたい思いがある

AH 俺ってマイペースな旅人さ
SO 自分の事しか考えないのかも
誰かに合わせりゃ窮屈なんだよ だから独りでGO MY WAY

街も近いし 温泉すぐそこ そんな便利なキャンプ場
大体いるのが一月ぐらい住んでる親父
言い方悪いが大変便利な存在だ(お役立ち)
仲良くなっとけ、大体愛想よく話してくれる
安い店、かわいいねぇちゃんのいる店を教えてくれる
うまくすればご飯をご馳走になれるかも

AH 俺って矛盾だらけの旅人さ
人付き合いが苦手で田舎に旅に来たけれど
やっぱり一人じゃ生きられない
やっぱり一人じゃ寂しくて
仲間を求めて走るのさ


親父は親父で待っている
早く旅人来ないかな
大皿料理は一人じゃ食えねぇ
自慢のカレーを食わしてやりてぇ
味の決め手は地元の特産 昆布出汁(隠し味)
天気が悪いのは嫌だけどスティするやつが増えるから
てるてる坊主を真横に吊るそう

AH おやじはおやじで矛盾があるのさ
息子は外国 娘はヨメに 仕事も定年
自由になったが ちょっとさみしいものなんか?
友情と暖かいまなざしで見守ってくれよ旅人を


色んな人との出会いを経験
恋には鈍感 渡り鳥
たとえ心が動いても
予定は変えない頑固者
俺って旅人 Lonely Lonely
変えられないのはルートなの?
短い出会いを悔やむなら 気持ちを変えて出直そう

天気も良けりゃ 気持ちも穏やか 風の中
一目見たあの娘に 荒れる雲行き 心の葛藤
今日はどこまで行くの?と声を掛け(えっ 北のキャンプ場・・・)
予定変更 『一緒だよっ!!』
頭を全部ひっくり返して アドレナリンが沸騰中

AH 俺って恋する旅人さ
明日は生きてる自信が無いから 今を大事にしたいんだ
(かっこいいと思ってない?)


恋の花咲く 旅の道
出会ったあの娘が忘れられぬ 胸のポケットに笑顔の写真
東の果てで声をかけ 一緒に走った北の海岸(ウミ)(青春だぁ)
西の夜景に再会祝えば
赤い糸 導くままに 南の岬

AH 俺って不器用な旅人さ
言葉に出来ない 愛がある
イケメンには程遠いけど 体力勝負でモノにしろ
(体力もどうでしょうね?・・・じゃ根性?)


日本の果てで愛を誓った
日本の真ん中でさよなら ふられた
旅の途中じゃ かわいいいあの娘も
都会の真ん中じゃ普通以下(なんて)自分で自分を慰めて

AH 俺って旅人 Romantic
運命信じて西東
地の果てまでも 愛を求めて彷徨い走れ
(目的が変わってます? やっぱり女?)





哀愁編

旅の最中(サナカ)にふと思う
俺なんでこんなことしてるんだろ?(今さら?)
そんな時は大体つらい
坂の途中に筋肉痛 血が出た 腹痛(ハライタ) 盗難 寂しい(寂しい?)
(雨の夜に 何か壊れたら涙も出ます)

AH 俺って気弱な旅人さ
どんなに運が悪くても
自分で決めたことだけは実行しようぜ Do It Now


旅の行く手にゃ試練がいっぱい
雨の日 風の日 パンクに転倒 トイレにハラペコ
電池切れの電灯を片手に ひらめく名案 (すごいじゃん)
ラジオの電池を取り出して 単三?単四?
入らねぇ
(事前に調べとけよ。 普通、予備持って行く)

AH 俺ってまぬけな旅人さ
切れたゴムひも使えるかもって
結局 使えず持って帰る 余計な荷物を増やすのさ


山を見上げて やる気あふれる午前中
坂を見上げて 地図を広げる午後三時(迂回すると遠いです)
言われりゃムカツク「トシなんだから」自分自身ににつぶやいて
(上ったら下るんだけどね)
体力だけはと思ってみても身体が動かぬン十五歳
行かねばならぬ どっちかを(それって いわゆる 究極の選択?)

AH 俺って旅人お年頃
今度は平地ばかりを走りたい
どっかに無いかな 夢の国
(途中の達成感が薄いんじゃない?)





終わり編

旅が終わって 日記をまとめる(ホームページ用?)
これはなんて読むんでしょうねと頭を抱える 自分の字(書いてない日もあるみたい・・・)
地図とレシート 日記を広げて
多分こうだな 勝手にルートを作っちゃえ(HP 嘘だらけ?)
覚えてないからしょうがない(本当の事は誰も知りませんから)

AH 俺って適当な旅人さ
旅先ぐらいだらだらやらせて
息抜かないと 生き抜けないのよ


そうそう うまく温泉、キャンプ場あるはずない
移動距離は決まってる(まぁ体力次第です)
行きたいところはいっぱいだ(寝るとこ優先するよね 普通)
観光とお風呂を秤にかけりゃ 観光に傾く旅の足 (汗だくなのに)

AH 俺って汚れた旅人さ
心は綺麗でいたいから旅を続ける意味がある
都会の風は悪魔の吐息 逃げてきたのさ




染まらないで 危険な香り 無防備に

萎縮しないで 大きな声で我を通そうとする輩に

おびえないで 集団でとげを立てる人達に

強くなって 一人じゃ何も出来ない弱虫に

優しくして 一人で生きようとする人達に

優しくできる貴方が一番強い人

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